the book-review columns

書評コーナー
堀川正美 『太平洋』
2019.9.20に、堀川正美の『太平洋』の中の、『小湾にて』を中心とした、読解をKindle版 99円で発刊しました。

詳しくは、是非購入して読んでいただきたいと思いますが、
どのように論じたかの、さわりを書きたいと思います。

今回の読みのあいだ、わたしの傍らにあった固有名詞は、
J.デリダのマラルメ論、“ La dissemination “ の中の、” La double séance “ であった。
もちろん、マラルメと堀川正美は、フランス語と日本語ということだけでなく、詩作品のベクトルは違う上のことである。
ただ、デリダのマラルメ論がなかったら、今回の堀川正美の読みは、おそらく違ったものになっていたと思う。

“ La double séance “ へのフットノート

entre は、語源から、ヘブライ語に由来し、それは、複数形が普通であり、独立した事物の他の事物との関係ではなく、事物と事物の間の空隙を指す。
この複数形は、前置詞として用いられ、すなわち、抽象的に知覚された関係性である。

従って、hymen は、婚姻よりも、より、処女膜に近い意味作用を持つ。

hymenは、mariage や犯罪、一致、差異などと置換可能なのである。


・『死の島を読む』を買ってくださった方々へのお詫びと報告

以前kindleで刊行した、『死の島を読む』にて、アルファベットの文字が右回転していた箇所がありました。
この度、改訂し、改訂版をアマゾンから、配信していただきました。
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